主要テキストエディタの行・桁指定起動オプション一覧

コマンドラインからテキストエディタを起動する際の、「読み取り専用で開く」「開いたファイルの特定行へ移動」「開いたファイルの特定桁位置へ移動」を指定するコマンドラインオプションの一覧を、以下に示します。
(後述しますが、以下のエディタをTresGrepの外部ビューアとして指定した際には、この表の起動オプションがデフォルトで適用されます)

エディタ名
(exeファイル名)
起動オプション 備考
読取専用指定 行番号/桁位置指定
Mery
(Mery.exe)
/r /l <Y> /cl <X>  
秀丸エディタ
(Hidemaru.exe)
/r /j<Y>,<K1>  
サクラエディタ
(sakura.exe)
-R -Y=<Y> -X=<X>  
gPad
(gPad.exe)
(指定不能) -Y=<Y>  
Notepad++
(notepad++.exe)
-ro -n<Y> -c<X>  
VS Code
(Code.exe)
(指定不能) %1:<Y>:<X> (2020.06.25記述追加)
Sublime Text
(sublime_text.exe)
(指定不能) %1:<Y>:<X>  
MIFES
(MIW.exe)
/R /+<Y>@<K#>  
xyzzy
(xyzzy.exe)
-ro -g <Y> -c <X>  
EmEditor
(EmEditor.exe)
/r /l <Y> /cl <X>  
NoEditor系各種
(NoEditor/UnEditor/OuiEditor/DeuxEditor.exe)
(指定不能) /I=%1=<Y> %1

Unicode対応不完全
につき使用非推奨

TeraPad
(TeraPad.exe)
/r /jl=<Y> Unicode対応不完全
につき使用非推奨

<Y>は行番号(1開始)を指します。

<X>、もしくは<K1><K#>は、桁位置(1開始)を指します。
桁位置の数え方はエディタによって若干差異があります。(そもそもエディタによっては桁位置指定ができないものもあります)
<X>を指定するエディタは、全角文字も半角文字もTAB文字も一律で1文字=1桁として数えた桁位置を引き渡します。
<K1><K#>を指定するエディタの場合は、全角文字を2桁としてカウントした桁位置を引き渡す必要があります。
桁位置として<K#>を指定するエディタはTAB文字の取り扱いが特殊で、TABによるインデントを考慮した論理的な桁位置を指定する必要があります。(例えば、TABインデント4文字分の環境で『<TAB><TAB>ABC』の「A」の桁位置を指定する場合は、桁位置として9を指定します)
<K1>を指定するエディタは、TAB1文字=1桁としてカウントします。

一部のエディタでは行番号・桁位置指定オプション引数にファイル名も含める必要があります。上記の表では、ファイル名を指定する箇所を「%1」と表記しています。

 

TresGrepの外部ビューア指定では、上記のテキストエディタバイナリエディタBzFavBinEditxeditStirlingアーカイバExpLzhLhaForgeWinRARを自動認識し、起動オプションをデフォルトで設定するようになっています。
例えば秀丸エディタの場合はこんな感じになります。

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読み取り専用指定をやめたい、とか、他の起動オプションも指定したいような場合には、適宜起動オプションを修正してください。