TresGrep 文字/改行/インデント一括変換機能
すっかりBlog上での告知が遅くなってしまいましたが、TresGrepのひとつ前のバージョン(Ver1.19-2919/10/16)以降で、テキストファイルの文字エンコーディング・改行コード・インデント文字Tab/Spaceの一括変換ができるようになりました。
使い方
- ファイルを検索し、一覧に変換したいテキストファイルを表示します。
※検索モードを「改行インデント検査」にしておくと、改行・インデントがおかしいファイルがないかも調べてくれます。ほかの検索モードで検索してもかまいません。
- ファイル(またはマッチ箇所)タブで変換したいファイルを選択します。
※Ctrlキーを押しながらファイルを選ぶと複数選択、Shiftキーを押しながら一覧を選択すると範囲選択できます。 - 一覧を右クリックし、「文字・改行コード等変換」のサブメニューを開き、実行したい変換機能のメニューをクリックします。
- クリックしたメニューに応じ、以下の画面が表示されます。
- いずれの画面も、変換後のコード等を指定して「変換実行」をクリックすると、実際にファイルが変換されます。
※変換後のファイル一覧画面では、更新されたファイルの行が色付きとなり、文字・改行・インデント・ファイル更新時刻などの変更箇所が太字で表示されます。
その他補足等
変換前ファイルのバックアップを取るような機能はありません。必要に応じ手動で退避しておくようにしてください。
ファイル一覧タブで文字コード・改行・インデントの状態を確認しながらファイルを変換できるのが地味に便利です。
改行コードがおかしくなってるファイル・インデントが変なファイルなど、「改行インデント検査」で検索してマッチ箇所タブを見ると具体的な場所まで特定できます。
この一括変換機能ですが、前身ソフトのHNXgrepで「ファイル形式変換」メニューで提供していたにもかかわらずTresGrepで未提供のままになっていた唯一にしてある意味最重要の機能でして、作者自身も改行コード等を壊してしまったファイルの復旧によく使っていました・・・・。
TresGrepで同等機能を利用できるようになったので、HNXgrepの公開についてはもうそろそろ(Windows7のサポート終了あたりを契機に)終了にしようかと考えております。