ThinkPad A485 購入

持ち運びできてそこそこスペックのあるPCが欲しくなり、新たにThinkPad A485を購入してしまいました。

 まだ基本的なセットアップくらいしかしていませんが、現用PCとくらべてあまりにも快適になったので勢いで簡易レビューのようなメモ記事を起こしてみます。 

<購入したPCの構成>

プロセッサ AMD Ryzen5 PRO 2500U - AMD Radeon Vega8グラフィックス
液晶モニタ 1920x1080 FHD 14.0型IPS液晶
ストレージ Intel 2.5inch SATA SSD 180GB  / (2ndドライブなし)
メモリ 8GB x1 / (2スロット目は空き)
バイス バックライト付き日本語キーボード、指紋センサーあり、カメラあり(WWAN・スマートカードリーダはなし)
電源類 内蔵3+背面外付3セルバッテリー、45W USB Type-C ACアダプタ
その他I/F USB Type-C x 2、USB3.0 x 2、HDMI、有線LANポート、WiFi/Bluetooth、イヤホン/マイクジャック、SDカードリーダー
OS Windows10(プリインストールはHome→自前でProをクリーンインストール

AMD製CPU搭載マシンは初めての購入です。IntelCPUのバグ(バグ対策に伴うパフォーマンス悪化)がしばらく収まらなそうにも見え、またRyzenの性能/価格の評判を聞いて試してみたくなりました。

自分が注文したときはLenovo直販タイムセール55%引きで¥78,732でした。格安です。(と書こうと思ったら、価格comモデルをカスタマイズし、2ndドライブなしにするともっと安くなりますね・・・12/2時点ではSSDでなくHDD搭載モデルで良ければ6万円台で買えるようです)

<到着・セットアップ時点での感想>

※個人の感想です。基本的に現用PC(2013年購入のThinkPad E430c:1366x768のTN液晶・HDD・メモリ4GB)との比較になってしまうので絶賛Onlyになります。おそらく参考になりません。

  • ThinkPad中上位機種のT480と同等の筐体を使ってるだけあって質感がいいです。廉価版のE430cだとちょっと安っぽいプラスチック?だったのですが、A485のは見た目もさわり心地もよく、強度もしっかりしている感じです。
  • キーボードの打ちやすさ・トラックポイントThinkPadならでは。これもE430cのものより1ランク上なのかそれともE430cの経年劣化なのか、キー操作音が極めて静か、打鍵感も(ちょっと軽めな気もしますが)へたな外付けキーボードよりよっぽど良いです。MacBookProみたいなペチペチキーボード+TouchBarみたいなクソさと比べると雲泥の差。
    バックライト付きキーボードを選んだからか、CAPSLOCKやFNLOCKのLEDランプが視認できるのも◎です。
  • 指紋認証が超絶に便利です。A485の指紋センサーはカーソルキー「→」の右隣に付いていているのですが、これは(人差し指や中指ではなく)小指の指紋を登録して使うためのようです。最近の指紋リーダーは指を滑らせる必要もないようで、指の向きが斜めのままセンサに指を置いても問題なく指紋認証が通ります。右手ホームポジションから小指を伸ばしてセンサにふれるだけでログインできるのにはちょっと感動しました。
    ¥1,080の価値は十分にあると思います。
  • 液晶も普通に良いです。FHDで拡大率100%表示で常用できそうです。(個人的には14インチ未満でFHDだと解像度が細かすぎて目に辛そうなので14インチのA485を選んだのですが、A485くらいの質の液晶なら13.3/12.5インチのFHDでもよいかな?とも思いました)
  • SSDはSSDSC2KF180G8L(Intel 540s/Pro 5400sの型番らしい)でした。当たり前ですがHDDと比べると爆速、Windowsのインストールも数十分かからずに終わるし起動も早いしで、もうSSDだけでも新しいマシンを買ってよかったと思いました。
    CrystalDiskMarkはこんな感じ。
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    SATA3ではなくNVMeのSSDを選べばもっと早いのでしょうが、自分はそこまでの速さは必要ないのでこれで十分。
  • 無線LANRealtekの8822BE/有線LANもRealtekです。今のところ特にトラブルもなく良好に使えています。
  • Ryzenのパフォーマンスはまだ実感できていません(CPUパワー/グラフィックスを必要とするような作業は行っていないので)。ひとまずCPU-Zの結果を貼っておきます。
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  • 発熱/ファン音についても、OSインストール・CPU-Z程度の使い方では熱くなるようなこともなく、ファン音も(いまのところは)ほとんどありません。
    性能が良い分熱も激しいらしいRyzenなのでPCの温度が上がらないか気になるところではありますが、Tシリーズの筐体を使っている=放熱設計がしっかりしていることを期待したいです。
  • 重さ/厚さですが、実際に手に持ってみて「これなら持ち運んで使ってもよいかな」と思えるサイズです。これも比較対象が悪いだけですが、E430cは重さ2.15Kg/厚さ28.5~31.5mmでとてもじゃないけど鞄に入れる気になれませんでした。
    毎日だとちょっと辛そうですが(そういう用途ならまともなモバイルノートを買うべき)、時々持ち運ぶくらいならA485でも大丈夫だと思いました。
  • バッテリーの持ちは未検証です。IntelのCPUと比べると電池持ちが悪いとは聞きますが、自分の用途だとおそらく必要なら電源アダプタごと持ち運ぶので無問題。

4コア8スレッドでIntelのi5-8250U(ないしi7-8550U)に匹敵するCPU、ThinkPadTシリーズと同等の設計の筐体、FHD・メモリ8GB・SSD180GB(一応Intel)のマシンが8万円以下で買えるというコストパフォーマンスの良さには目を見張るものがあります。
USBポートも(TypeCも旧来の3.0も)十分なポート数があり、メモリスロットもm2スロットも空きがあり今後の増強にも耐えられます。

そしてなにより自分にとっては現PCで感じてた解像度・ディスクアクセス速度の不満が一気に解消されたのが何より大きくて、いい買い物をして大満足でした。

※まださほど使い込んでいない時点での感想です。後日もうしばらく使い込んでから新たに記事を上げる・・・かもしれません。